おすすめ「エモい漫画」
ブルーピリオド
なんでもそつなくこなせ張り合いのない日々を過ごしていた高校生の矢口八虎は、ある日の美術の授業で言われた言葉と感じた事が忘れられず美術部へ入部。
八虎は友人や先輩の姿を見て感化され東京藝術大学への入学を目指す事に決める。
周りの反発や応援を受けながらも八虎は絵を描き続け、美大進学塾へも通い始める。
そこで出会った先生や仲間たちとも切磋琢磨し葛藤しつつも共に東京藝術大学を目指していく。
実際の技術も学べる東京藝大卒業生が実際に描く美大受験物語。
テガミバチ
小さな少年があこがれの青年と出会い、少年がついていたBEEという職業に就き、冒険をするファンタジー漫画。
BEEとは人々に手紙と心を届ける職業で、手紙ごとにあるストーリーも感動的なものが多く、涙なしでは読めない。
少年がBEEになるころには憧れの人はBEEをやめてしまっており、手紙を届けながら憧れの人を探して旅をする少年の成長を追っていく。
少年の周りの人々の温かさや取り巻く環境、少年の成長していく姿など、エモい要素が盛りだくさんの漫画。
九龍ジェネリックロマンス
香港に存在する「九龍城砦」。そこにある不動産会社で働く女性・鯨井令子は、職場の先輩である工藤発に想いを寄せていた。
しかし、ある日何気なく覗いた工藤の机から見つけた一枚の写真をきっかけに令子は自身のアイデンティティーに疑問を持つようになる。
過去の記憶を持たず、自分が何者なのか分からないことに苦悩する令子。
そして少しずつ明らかになる工藤の過去。九龍を調査する謎の男・蛇沼みゆきとの出会う。
懐かしさが漂う迷宮のような九龍を舞台に、一筋縄ではいかないディストピアSF恋愛ストーリーが幕を開ける!
マイ・ブロークン・マリコ
実の父親のDVが原因で心を病んだのち、父親に似たクズ男とばかりと交際しボロボロにされる悪循環に陥ってしまった親友・マリコを支え続けてきたシイナ。
しかし彼女の願い虚しくマリコは飛び下り、シイナは親友を虐待していた父親から衝動的に遺骨を奪い旅にでます。
シイナが目指すのは生前のマリコと行こうと約束していた岬。
マリコを救えず自責の念に苦しむシイナは旅先でどんな体験をするのでしょうか?
究極の共依存を描いたロマンシスストーリー。
Veil
舞台はヨーロッパのような、架空の海外の都市のような感じです。
主人公の男性警察官は、ある日、パトロール中に、若く美しい女性に出会います。
その女性は目を閉じ、杖(彼女は「棒」と呼んでいます)を持っていました。
仕事を探している彼女に、主人公は、警察の電話番の仕事に推薦します。片想いのような、両想いのような、姉弟のような、やさしくもどこかじれったくも感じる主人公と彼女の関係と、ロマンチックで美しいイラストを楽しむための漫画。
凪のお暇
OLとして働く凪ちゃんは、超くせ毛の節約が趣味な質素な女の子。
でも、同僚や彼氏の前では空気を読むのに必死でチャームポイントのくせ毛も毎朝アイロンをかけたり女子力高めで出勤していた。
そんな中で凪ちゃんは同僚から悪口を言われていることを知ったり、社内には内緒で付き合っていた彼氏の慎二くんに体目的と言っているところを目撃してぶっ倒れてしまう。
その後会社も辞め、ありのままの姿で0からスタートしようと決め引越すことに。
そこで出会う色々な人との関係や自分の生き方などをリアルにエモく描いている漫画。
BANANA FISH
舞台は1960年代、ベトナム戦争後のNY。
ギャングのボスでカリスマ的な強さを持つアッシュは、戦地から廃人となって帰国した兄が言った「BANANA FISH」の正体を探る。
日本からカメラアシスタントとしてNYへ来た英二はアッシュへの取材中に渦中へ巻き込まれ、アッシュに助けられたことで、行動を共にするように。
アッシュは英二を、英二はアッシュを守ろうと、お互いを思いやる姿がエモさ全開の作品!
潮騒の魔女
悩みを食べられる店があるらしいー…。
一人の女店主が切り盛りしており、メニューは魚料理だけ。
どこにあるか、行き方は誰もしらない。訪ねてくる客はみんな不思議な人ばかり。
アロハシャツの老人。ひどく痩せた女に、配達人にくっついて家出してきたという金髪美女。
彼らの悩みはなんなのか……彼らは一体何者なのか。少しきつめの女店主はなぜ一人で店を開くのか。
誰もが抱える不変の悩みを、料理に変えてストンと納得させてくれる、染み入る温かい物語。
サトコとナダ
環境を変えて勉強したい。自分を変えたいと願ってアメリカに留学しに来たサトコ。
今日から外国人の女の子とルームシェア。どんな子と友達になれるんだろう……と期待してアパートを訪ねてみたら、出てきたのはヒジャブ(黒い布)で顔を覆った女の子?!
彼女の名は、ナダ。
医者になりたいという夢を持ってサウジアラビアから来たという。
食べていい食べ物や使っているカレンダー、普段の過ごし方まで何もかも違う二人は、最初は互いの文化の違いに戸惑うも、次第に惹かれあっていく。
僕のジェミニ
冴えない、赤毛でメガネの少年、ジョンには自慢の友人がいる。
学校の人気者、双子のジキルとハイド。そっくりな二人はよく入れ替わって遊んでいる。
それを見分けられるのはジョンだけ。いつまでもこの時間が続くと思っていたのにー……。
突然ジキルが不幸な事故で死んだ。学校中が悲しみに暮れた。数日経って日常が戻ってきた。
ハイドも今まで通り明るく振舞っていた。
しかしジョンには時折ハイドがジキルに見えることがあった。目の前にいるハイドは本当にハイドなのだろうか…?
心揺さぶるギムナジウムストーリー。
君が死ぬまであと100日
幼い頃から100日以内に死んでしまう生き物の余命が見える高校生の太郎。
ある日、幼なじみのうみに告白をする。
4回目にしてついに恋が実り、うみと付き合うことになった途端、うみの余命が見えるようになってしまう。
これまで一度も覆せた事のない、運命とも言える余命が見えてしまった事に愕然とする太郎。
一方、うみは「運命だって変わるよ」と意気込んでいる。その言葉を裏付けるように増減を繰り返す余命。
どうやら鍵はときめきにあることが判明し、太郎はうみをときめかせるべく奔走していく。
2人は運命を覆せるのか!
蛍火の杜へ
夏休みに帰った田舎の森で少女はある少年に出会う。
少年は人に触れられてしまうと姿が消えてしまうという特殊な体質を持つ妖で、少女は少年と仲良くなる。
毎年夏になると一緒に遊び、思春期になった少女は少年に恋心を抱くようになる。
少年もまた同じ気持ちでありながらも、触れてしまえば少年は消えてしまうため、好きでいても触れられない。
また夏にしか会えないという切ない状況が織りなすエモい恋愛漫画。
衝撃のラストは誰もが涙してしまうこと間違いなし!
ロヂウラくらし
名前もない一人の少年と幼女。なんでもないところから出会ってなんとなく一緒にいてお互いを傷つけながら絆を深めていきます。
少年のこぼした一言で幼女はそれを自身の名として過ごしますが名付けた少年の方は幼女の名前を昔のトラウマから呼んでくれません。
日常の挨拶もしっかりしているとはいいがたい、馴れ合わない、何よりも名前を呼ばないのに確かに作られていく二人の絆が周りを巻き込んでいく。
鮮やかな日常を描いていくどこにでもありそうな普通のおはなし。
(ニコ)
犯罪予備軍の少年少女の前に現れては彼らをどこかへ連れ去る少女型ロボット・ニコ。
自意識が肥大した塾通いの少年や毒親の着せ替え人形にされる少女など、ニコは様々な問題を抱えた子どもたちと対話を試みて、ある時は対象に現実を思い知らせ、ある時はセンシティブな悩みを解決していきます。
神出鬼没な彼女の目的とは何なのでしょうか?性や恋愛、人間関係に悩める思春期の子どもたちがニコの導きにより気付きを得ていくオムニバスストーリー。